おじやの半生物語「2011年編」その2

寒さも本格的になってきた2月・・・
家族以外からのバレンタインチョコもないまま
迎えた3月。娘の卒業式が近づいてきた・・。
同時に息子の卒業式もあるのだが、これは学校が
変わるわけではないのであまり実感はなかった。
そして紀之川中学の卒業式の日を
迎えた。その式においておじやは保護者代表で
「謝辞」を読み上げる大役を背負っていたのだ・・・。
リハーサルもないまま、その順番が回ってきた。
多少緊張しましたが、無事、役目を果たすことが出来ました。
そして、式終了後・・・おじやをドン底に突き落とした
「二位実」がこともあろうに近寄ってきて、
「久しぶりやねえ、また、ドッジボール始めたんやって?」
と言ってきたのだ。おじやは苦笑いするしかなかった。
心の中で「お前がやめさせたみたいなもんやで」と
言い放ちながら・・・。
そしてすぐその場を離れて、校門近くに行くと、
「おじや〜」という声が聞こえた。声の主は今おじやが
命を懸けて楽しんでいる「アパッチ避球軍」の
「昴矢」だった。自分が卒業した学校の卒業式が
気になったのか、見に来たらしい。
まさに「オジヤフレンズ」から「アパッチ避球軍」に
変わったのを感じ取った瞬間だった・・・つづく・・・。