おじやの半生物語「2010年編」その6

その日集まったメンバーに「公式ドッジボール」の
楽しさをこれから伝授していかなければならない。
しかし、見事に人の言うことを聞かなさそうな
連中が集まった。中学時代に落ちこぼれて謹慎を
食らったもの、タバコを吸うもの、不登校だったもの。
なかなか前途多難な始まりではあるが・・
それだけに「やりがい」はある。付き合っていく
途中でわかるのだが、彼らは所謂「不良少年」ではあるが、
人に迷惑をかける行為はしない。
「やさしい不良」なのである。
その日はドッジボールの基本を簡単に教えて
解散となるのだが、帰り際におじのアドレスを書いた紙を
渡して、入部する気があれば、送信してくれ〜
ということでわかれた。その夜、数人からの
入部希望のメールが届き、ここに「紀之川アパッチ避球軍」
という珍しい名前のドッジボールチームが誕生した。
2010年10月23日の事であった。おじやは、早速
「四箇郷小学校」の体育館が借りられるよう手配したのだが、
都合により1か月以上使えないので公園での練習が
続くことになる。ボールも汚れるしコートも作らなければ
いけないから大変なんだよな(笑)それからしばらくして
ある程度の「固定メンバー」が確定し、
練習にも熱が入っていくのである・・・つづく・・・。

これが現代のアパッチたちだ