おじやの半生物語「2000年代後半編」その9

新しい「四箇郷オジヤフレンズ」が動き出す前に、
PTA会長としての最後の大仕事が待っていた。
「卒業式」である。おじやは会長として挨拶をしなければ
ならないのだ。元来、口下手であるから何を話せば
いいのかわからない・・・。しかし「さすがは、おじやだ!」
と心に残る挨拶をしたい。実は3か月ほど前から考えに考えていた。
しかも何が何でも下書きを見ないで、児童に話しかけたい・・・
そう、金八先生のように・・・。いよいよ卒業式当日。
来賓席に座り卒業生を待つおじや。
まもなく卒業生が入場してくる・・・。
この学年の児童とはすべて会話をしたことがある
おじやには、まるで自分の息子や娘を見ているようだった。
(実の娘もいたが・・)式は進んでいき、
いよいよおじやの挨拶の順番が来てしまった。
心臓は破裂しそうに脈を打っている。
震える膝を押さえながら壇上に登り、
児童たちを見つめ語りだす・・・。
内容は割愛するが、印象に残ったと思うで〜(笑)
ほどなくして式は終了し、おじやのPTA会長としての
最後の大仕事は無事に終わった・・・。そして、
おじやは顧問になり四箇郷小学校の出入りが容易になり、
新入部員の勧誘にも熱が入るのである。
新6年生が7名になり素晴らしいチームになりそうな
予感がしたおじやだった・・・。つづく・・・。