おじやの半生物語「80年代前半編」その7

さて、二十歳のある日散歩をしていると近所の小学生たちが駐車場を
利用して、ドッジボールをしていた。「そういえば小学校の頃、よくやったなあ」
そう思ってしばらく眺めていると、暴投されたボールがおじやの足元に
転がってきたのである。「取ってくださ〜い」。
その瞬間、「僕も入れてくれへんかな?」
そういうと子どもたちは即OK!
「そのかわり女と一緒やで」
誰とでもいい、ドッジがこの年になって出来るのだから・・・
小学生と二十歳、差は歴然である。
相手は子供だから・・・なんて安い思いやりなんて持っていない。
1時間くらい楽しんだ。その時の子供の数、約20人。
ドッジが終わってからは座り込んで世間話(子供相手に・・・)
まるで小学校の先生になったように錯覚した(笑)
それからおじや青年と小学生との交流が始まることになる・・・つづく・・・。