おじやの半生物語「80年代前半編」その3

いよいよ現場での研修期間に突入した。今までに経験したことがない
一日立ちっぱなしの仕事。怖そうな上司の面々。
「こんなところでおじやがやっていけるのだろうか・・・」
そんな不安を抱きながらも期間が過ぎ、職場への配属の日が
やって来た。配属先は「組立4係」。今現在、おじやが
応援に行ってる職場である。当時は平均年齢が28歳という
若い職場だったため、わりとすぐに溶け込めた。
最初は仕事を覚えるだけで一杯だったが、そのうち幅も広がってきて
色々な仕事もこなせるようになって来た。そして、
始めてもらう給料。(この当時は銀行振り込みではなく現金だった)
帰りに同期の友人達と初任給祝いで今は亡き来来軒にいき舌鼓。
基本給が101200円(だったと思う)家に3万ほど入れて
貯金もせず使っていました(笑)・・・。今思えば新聞配達での
「使い癖」がでていたんですね。音楽のほうも暇なときに
別の友人とたまにセッションしていましたが、ある日某和歌山放送
ラジオ局からの出演依頼がきて、歌うことが決まったのであった。・・・つづく・・・。