おじやの半生物語「中学校3年生編」その1

さあ、花の中学生活も最終章に入った。
そう・・・「受験生」!否応なしに壁にぶつかる時であるが、
まだまだ実感はなかった。
周りは結構塾に行ったりしていたが、おじやは無関心。
今までと変わらぬ気持ちで3年生になった。
最後を飾るのにふさわしい個性豊かなメンバーが揃った。
笑福亭鶴瓶」にそっくりな女の子。マンガ家並みに絵の上手な
「あきら」君。そして、極めつけは・・・ある日、先生が「目標を
書きなさい」といって渡された紙に
「石井 毅」と書いた「よしのぶ」君。
意味がわからない人に説明をば・・・
昔、甲子園で春夏連覇を達成した箕島高校
ピッチャーの名前だ(笑)普通、「努力」や
「高校合格」、「不言実行」といったような「
言葉」を書くものなのだが・・・ま、彼も野球部だったからね。
変な奴だったが今は公務員になっている・・・。
さて、クラスが変わるとまたまた新しい女の子に目移りしてしまう。
候補に挙がった女の子は二人。しかも二人とも
「としみ」ちゃんと同じ三田小学校の出身だった。
「あきこ」ちゃんと「かよ」ちゃん。
当然、二人とも、おじやが「としみ」ちゃんを好きなことは
知っていた・・・って、3年生はほとんど知ってたな(笑)・・・つづく・・・。