おじやの半生物語「中学校2年生編」その2

暗い教室の中だが、バラ色の毎日を送っていたおじや。
席替えをして「としみ」ちゃんが隣に来たからだ。
そんなある日、朝のホームルームの時に
彼女がとてもつらそうにしている・・・
どうやら風邪をひいたらしい。
先生は気が付いていない、こんなに苦しそうなのに・・・
おじやは意を決して「先生!○○さんがしんどそうです。
保健室に連れて行ってもいいですか?」当然周りの奴らが
「ヒューヒュー!にくいよ〜この、ド根性ガエル!!」
などとひやかすが、おじやはおかまいなしに
「ねえ、先生、ええやろ?」先生は答えた・・・
「保健委員に行ってもらうから、おまえは行かんでええで!」・・・
く〜、二人きりになれるチャンスだったのに、残念でした(笑)
ところで当時クラス内ではギターを教室に持ち込んで
「弾き語り」をするのが流行っていた。当然おじやも
フォーク・ソングに狂っていたからギターは練習して
弾き語りはある程度できたので毎日ギターを抱えて
通学していた。ただ・・・女の子にモテたいがために・・・
4つぐらいに「弾き語り派閥」が別れていて、
誰が一番女の子を集めるか競い合った(あほらし〜)
当然「としみ」ちゃんはおじやの派閥に入ってくれた。
それだけで満足だったのに、いつも5〜6人の
女の子に囲まれていい気分で歌っていたが、
これはおじやがモテていたのではなくて
おじやの歌が気に入っていたらしい。(笑)・・つづく・・・。