おじやの半生物語「小学校高学年編」その16

1976年の新年を迎え、今まで届いたことがない
年賀状が大量に届いた。よほど「ハミゴ」にされていないかぎり、
それぞれが住所の確認をして年賀状の出し合いをする
段取りが出来ていたからだ。
当時はプリントゴッコもパソコンも無かったから
オール手書きである。それがまた「味」がある。
決して字も絵もうまくはないが本人のキャラが出まくっていた。
今でも大切に保存されている・・・はずである。
卒業が近づくと、小学校での思い出を作るために
自分の足跡を記した巻物を作ったり、卒業文集を書いたりした。
みんなの夢が書かれてあったが、何人がその夢を
叶えることが出来たのであろうか?ちなみにおじやの夢は
「オリンピックの体操選手」だった。
当然「夢」で終わりましたね(笑)
なかには堅実な奴もいて、「普通のサラリーマン」とか、
「幸せな結婚」とか・・・。一番多かったのは
女子の「保母さん」だったかな?さて時は流れ3月になり
卒業が目前に迫ったおじやに新たな悩みがやってきた・・・
(念のため「恋」ではありませんよ)
そしていよいよ「卒業式」当日がやってくる・・・つづく・・・。