おじやの半生物語「小学校高学年編」その6

おじやは夏休みの前くらいに「かつこ」ちゃんに恋心を抱いた。
決して万人が好むわけじゃないと思うが、なんせストライクゾーンが
割と広めなおじやだったから。(笑)2学期になりグループ研究があり
おじやの入ったグループに「かつこ」ちゃんもいた。
「かつこ」ちゃんの家に集まり勉強することになった。
1時間ほどしてから「かつこ」ちゃんの母がお茶を出してくれた。
(ちなみにお茶菓子はブッセと羊羹だった。(よーおぼえとるな)
西川峰子に少し似ていたお母さんだった)
研究勉強が1段落したときに誰かが
「みんな、だれか好きな子いてるか?・・みんなで言わへん?」
と言い出した。当然女の子は全員パス。男は調子のりやから、
おじや以外の2人は無難に1番人気のある「ひろみ」ちゃんを
指名した。女の子たちも納得している。「つぎ、おっくんの番やで〜!」
この当時おじやはおじやとは呼ばれておらず「おっくん」と呼ばれていた。
「え、えええ、ぼくも一緒やで!」そうごまかしたおじやは
心の中で「かつこちゃん!君のことが好きなんやで〜」と叫びながら
いつか、こっそり告白するつもりでいた・・・。が・・・
秋になったころ「ともこ」ちゃんに心変わりしている
おじやがいた・・・つづく・・・。