おじやの半生物語「小学校高学年編」その7

・・・「少年自然の家」での合宿・・・待ちに待っていた
5年のメインイベントである。朝早く学校集合でバスにのり
現地へ。バスを降りるとしばらく山道を歩くことになる。
当然おじやは「かつこ」ちゃんから心変わりした
「ともこ」ちゃんの隣を歩いていた。心変りはしても
男は引きずる動物だから「かつこ」ちゃんの方もチラチラ見ている。
ちなみに「ともこ」ちゃんは大場久美子
少し似ていた。「かつこ」ちゃんは「ともこ」ちゃんと
割と仲良しだったから途中で合流し、おじやは「両手に花」状態を満喫!
山道のしんどさなど気にならない(笑)
突然「かつこ」ちゃんがおじやに言った・・・
「ねえ、おっくん!ともこちゃんがおっくんに聞かせたい
歌があるらしいよ」すると「ともこ」ちゃんが
「1人は嫌や!かつこちゃんも一緒に歌お!」
・・・おもむろに二人は歌いだした歌は・・・
伊藤咲子の「木枯らしの二人」・・・歌詞は・・・
「もっと強く抱きしめてよ、奪われないように」
おじやには意味が分からず一緒に歌いだした(ばかだね〜)
おじやは「ともこ」ちゃんの事は好きだったが告白する気は
無かった。また、他の誰かに心変わりするのを
自分で分かっていたからだ。(笑)「少年自然の家」での飯ごう炊飯、
肝試し、ゲーム等、色々な思い出を胸に
最終学年の6年生に進級する・・・つづく・・・。
少年自然の家にて記念写真