おじやの半生物語「小学校低学年編」その2

おじやの「小さな恋の物語」が始まって、ますます勉強しなくなった。(笑)
「ひろこ」ちゃんの家は通学路の途中にあったから
いつも偶然会わないか期待しながら通学していたなあ・・
そんな浮かれていたおじやに、雷が落ちた!
母が担任に呼び出されたのだ。その内容は・・・
「息子さんは授業を全然聞いていませんし、隣の子と私語も多く
忘れ物が多いです。どうして同じ兄弟でこんなに違うんでしょうかねえ」
というのも、西脇先生は1年前に兄を担任していたのだ。
叱られた時は、しばらくまじめに授業を受けるがまたすぐ
戻ってしまう・・・「のど元過ぎれば・・・」である。
またいつものペースに戻り、8歳の誕生日を迎えたおじやに
プレゼントをくれた子がいた・・・「ひろこ」ちゃんである。
「バースデープレゼント」なんて、最初で最後だな(笑)
今でも覚えている。「ルパン3世」のノートと鉛筆だった。
当然「お返し」をしなければいけないので、ケーキをもって
彼女の家に行った。(情けない話だが、1人ではいけず、兄に同行してもらった)
次の日、学校で先生から信じられない発表があった。
「ひろこちゃんは転校します」・・・わずか半年ほどの夢の時間だった。
おじやは泣き崩れた。他にも泣いていた男子がいた。
けっこう人気があったからな・・・
大阪に引っ越ししたらしいが、今も元気だろうか?
このころには、おじやの家もスラム街から住宅地に引っ越ししました。
さあ、今日はこれでおしまいです。また・・次回!

新しい家で仮面ライダーになりきるおじや(靴はシルバー仮面だけど・・・)